2023/08/31 12:25

世の中いまだに武術・武道と言われているものがのこっています。
武道でいえば、剣道・柔道・空手・合気道など様々な格闘術が武道のカテゴリーの中まだ生きながらえております。
剣道などでいえば、今から100数十年前まで、殺人術として刀が主流だったときまで、実践に揉まれてそれは殺傷術としては有効だったと思います。
柔道・柔術も、主に捕縛術・護身術として、その技術体系は現在でも通用するものだと思います。
時代が平和になって、本気で命のやりとりをする必要がなくなった今にあっては、武術が形式化していくのはしかたないと思います。
幕末の動乱期ですら、竹刀の稽古は本当の胆力が養えないと、竹刀の稽古ではめっぽう強かった桂小五郎も陰口をたたかれたとか?
さて、翻って空手はどうでしょう。
ここでは格闘術としての空手のみで精神性を高める効果については論ずるのを控えたいと思います。
古流空手の型には、武器(ヌンチャクやトンファーやサイ)など、歴史上実践で使われたことがあるのか疑わしい武器をつかった
型がその名残として残っております。
トンファーなどは元々は、農具や車輪の軸として使われていたものが、武器として応用されるようになったとか?
つまり、手に入りやいものを武器として、それを組み入れた例ですね。
防具としても使え、攻撃の打撃面も広く、しかも軽くて取り回しもよく、どこの家にも大抵ある。
今の時代最強と言えば、ずばり「フライパン最強」ということですね。
話がめっちゃそれてしまいました。
空手が実戦(実践)で使われたことがあるのか、その起源あたりの話はまたこんど。