2023/02/09 01:09



「技は力の中にあり」という言葉があるが、いかに技を磨いたとしても圧倒的な力には敵わないという先人の言葉だったと思う。

力積が m(質量) x v(速度) で計算されるならば、質量を10%上げるのと、速度を10%あげるのではどちらが効果が目に見えるのが早いかと考えると、質量(体重 あるいは 拳の質量)を挙げるのが、もっとも成果が出やすいものだと思える。

ただ、その一方速度を挙げる方法がないわけでもない。今その可能性を感じているのが、走り込んで(飛び込んで)の突きであったり、相手の出鼻をくじくようなカウンターの突きが狙った通りにはなてれば、それは奥義に近づけるのではないか。。。ベンチプレスを◉◉◉kg挙げるのも、それは絶え間ない鍛錬の結果であるとは思うし、それを無視して”秘伝”を追い求めるほどロマンチストではないが、パワーとスピード、そして相手の力を利用する技を磨ければ、それは体のどこを突いても、一撃の元に相手を倒すというゴールに近づくものではないかと思う。(←これはこれで、ロマンチストですね)

体重100kg超えのラガーマンや力士がタックルを仕掛けると、たいていの大人は吹っ飛んでしまうが、それが体をぶつけるのでなく、拳にその全運動エネルギーを乗せることができたら、それは素敵なことだと思う。

そんなことを夢想しながら、今日を終える。。。

次回は米袋を担いだ状態で、踏み込んでパンチを打ったら数値が変わるか!?!?など、色々試して見たい。